文字列データは、通常、逆コンパイルされたコードに存在します。選択したモジュール内の関数によって使用される文字列のリストに目を通すと便利です。ツールメニューの String references 機能はまさにその目的のために使用されます。Tools -> String references メニューを使用します。プログラムに文字列データが存在する場合、表示されます。
存在しない場合、次のメッセージが表示されます。
リストに必要な文字列を見つけた場合、ダブルクリックしてください。文字列とコードの一部が見つけ出され、対応するモジュールがコードウィンドウで開かれます。他のものをダブルクリックするとこのプログラムコード内で同じ文字列の検索が継続されます。コード内の選択された文字列を検索するためにOKボタンをクリックします。すると文字列の選択ダイアログボックスが閉じます。Cancelは単にダイアログボックスを閉じます。
ネイティブコードの文字列参照はProバージョン でのみ利用可能です。
重要: 文字列はバージョン1.xプログラムでのようなアクティブモジュールのためだけでなく、100以上のフォームやモジュールもつプログラムの解析を行うために、プログラム全体に対して、より簡単に、表示されます。
VBデコンパイラは文字列の編集をサポートします。編集ダイアログを呼び出すには、編集したい文字列の上でマウスの右ボタンをクリックし、表示されたメニューのEdit string項目を選択します。新しい文字列を入力するダイアログが表示されますので文字列編集後にOK を押してください。この処理で、直接編集したファイルに文字列の新しい値が書き込まれます。
重要: 編集されたファイルはそれ自体の内部は非常に限られたスペースを持っています。すべての文字列は強く定義された位置と長さを保持しています。VBデコンパイラは新しい文字列で古い文字列を置き換えることができますが、同じ長さまたは少ない長さでなければなりません。